特集:国連審査と日本の人種差別問題
IMADR通信179号INDEX
特集:国連審査と日本の人種差別問題
発行:2014年10月2日
目次
特集:識字と人権
今年のヒューマンライツセミナーは「しきじのいま、そしてこれから ――世界・日本」をテーマに開催される(7月2日、背表紙の案内ご参照)。それに先立ち、今号では、人権と深いつながりをもつ識字を特集としてとりあげた。日本では部落解放運動が村の大人たちの文字を取り戻し、子どもたちが教科書をもって毎日学校に通えるようにするために、識字運動と同和教育に早くから取り組み、さまざまな実績を積んできた。その取り組みは形を変えながら引き継がれてきた。日本における識字の今日の課題について、全国調査の結果を分析しながら、部落解放・人権研究所の棚田洋平さんに報告をしていただいた。具体的な識字クラスについて、日之出よみかみ教室で学習パートナーとして支援活動をしている菅原智恵美さんにいきいきとした報告を書いていただいた。10年近く、部落解放・人権研究所のもと民間レベルでの識字の取り組みの支援事業を実施してきた安田識字基金について、当初から関わってこられた友永健三さんに報告をしていただいた。安田識字基金では、国内のみならず、アジアにおける識字の取り組みを支援してきた。インド、ネパール、スリランカなどのマイノリティコミュニティの女性たちによる識字の取り組みは、文字の読み書きの域を超え、女性たちの権利意識の高揚やエンパワメントへとつながった。ネパール山間部のダリットの村の女性たちとの会話を通して、文字の読み書きができないことの意味を二次体験を通して捉えることができた白根大輔さんに、その報告を書いていただいた。識字は人権であり人間の解放であるというメッセージが、これら執筆者の方々の報告から伝わってくる。
IMADR通信178号 INDEX
発行:2014年5月25日
目次
特集:ビジネスと人権
2011年国連はビジネスと人権に関する指導原則を採択した。これはビジネスにおいて人権が守られ、尊重されるための具体的な実施にかかる文書である。ビジネスと人権の課題は決して新しいものではない。国際的にさまざまな取り組みがなされてきている。今回は国連を中心にその全体像についてアジア・太平洋人権情報センター(ヒューライツ大阪)の所長であり、IMADR-JCの理事である白石理(しらいしおさむ)さんにお話しを聞いた。
IMADR通信177号 INDEX
発行:2014年3月25日
特集:レイシズム 日本そして世界
______________ シュト・オリザリ地区について
__インターネットと差別
__とどろかせよう!アイヌ、琉球・沖縄の声
特集:先住民族の権利実現 世界・日本から見る
先住民族と国連
先住民族に関する世界会議のための準備会合
EMRIPと琉球・沖縄―EMRIPに参加して
先住民族の「認知」から先住民族による国連活用へ
使い捨てにされる人びと―人身売買大国ニッポンの現実
外国人技能実習制度に潜む人身売買構造
インド、ダリット女性からの呼びかけ
歴史と向き合う:ロマのホロコースト犠牲者追悼集会
現場と国連を結ぶ―4年間を振り返って
ジュネーブからの報告
本の紹介:「緑の思想 経済成長なしで豊かな社会を手に入れる方法」
IMADRアイヌ民族から学ぶスタディツアーを開催/事務局カレンダー
IMADRからのお知らせ
特集:試される日本・国連での審査続く
国連社会権規約委員会による日本審査速報
社会権規約委員会 総括所見の概要
「高校無償化」制度からの朝鮮学校除外、これは差別である
―社会権規約審査で問われた朝鮮学校「無償化」除外問題―
国連社会権規約委員会の日本審査と部落差別問題
社会権規約審査とアイヌ民族の現状
IMADR創立25周年を迎えて
25周年記念講演 差別撤廃に向けた国際的潮流と日本
ヘイトスピーチにどう立ち向かうか―新大久保での事件を考察する
ジュネーブ便り 国連人権理事会第23会期とダリット女性(PDF)
本(DVD)の紹介:「歴史の旅-働く子どもの歴史を探る」
活動の現場から/事務局カレンダー
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