パブリケーション

IMADR通信

IMADR通信 No.213

特集:自由権審査が示すもの-SOGI・難民・在日コリアン

前号に続き再び自由権の日本審査にスポットをあてる。
今号では、性的指向・性自認、難民保護、在日コリアンの市民的・政治的権利、これらの課題に関して出された勧告の意義とあるべき制度について、市民社会の一員として審査に関わられた方々に寄稿していただく。

✳︎掲載記事は一部を除き、下記のリンクよりご覧いただけます。

 


 

IMADR通信213号 INDEX

特集:自由権規約審査-勧告を振り返るSOGI・難民・在日コリアン
性的指向・性自認に関する勧告
難民保護の現状と課題
在日コリアンの参政権についての懸念・勧告

◦不可視化に抗するために—100年前の部落女性は何を伝えようとしたか③
「ヘイトスピーチ、許さない。」署名キャンペーンを実施
IMADR連続講座『戸籍』人権の視点から考える 報告
日本の人権レポート2023
ジュネーブ便り:人種差別撤廃委員会108会期
映画の紹介:スタッフの気になる映画
◦IMADRからのお知らせ

発行:2023年2月7日

IMADR通信 No.212

特集:ヘイトクライムに対抗する

ヘイトスピーチ・ヘイトクライムのまん延を止めなければならない。
京都ウトロ地区の民家やコリア国際学園に対する放火事件も記憶に新しいが、9月には、朝鮮民主主義人民共和国によるミサイル発射を契機として、ネット上ではヘイトスピーチが溢れ、東京のJR赤羽駅では差別落書きが描かれるなど、差別は深刻さを増している。
今号では、現在の問題、清算すべき過去、そして国際的な議論を紹介し、どのようにヘイトクライムに対抗するのか考える。

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IMADR通信212号 INDEX

    発行:2022年12月1日

IMADR通信 No.211

特集:「先住民族の権利—続く植民地主義との闘い」

    豪のNGO・Creative Spirits によれば、侵略者に盗掘されたアボリジニの遺骨は、英・米・仏・独など世界の博物館に保管されており、その数は現在1000体を越える。英がアボリジニの遺骨の返還を始めたのは1990年で、これまで1150体が返された。豪国内の博物館には約1万体の遺骨が保管されており、内、7280体が返還手続き中である。

    国連先住民族の権利宣言は遺骨の返還を定めている。世界の先住民族は遺骨を返せ!と声をあげてきた。日本ではアイヌ民族と琉球民族が法に訴えた。日本政府は琉球を先住民族と認め、遺骨返還の権利を支持すべきだ。
    今号は先住民族と盗まれた遺骨の返還について考える。

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IMADR通信211号 INDEX

    発行:2022年8月9日

IMADR通信 No.210

特集:コロナ禍における外国人の医療アクセス

IMADR通信では今までも数回に渡って、新型コロナウイルス感染症のパンデミックによって悪化した、あるいは以前にも増して顕在化することになった差別の状況を扱ってきた。コロナ・パンデミックが始まってから2年以上が経過しているが、収束の兆しは見えず、コロナウイルスの影響は日常化している。

今回の特集では、コロナ・パンデミック下の日本おける外国人の医療アクセスについて取り上げる。制度的、言語的な問題など日本に住む外国人の医療アクセスには多くの問題がある。この2年間で脆弱な立場に置かれている外国人の問題が改めて顕在化したが、これは連続的な問題であるということも忘れてはならない。

長期化するパンデミックの影響の下で、外国人の医療アクセスの実態はどのような様相を呈しているのか、現場で精力的に活動されている支援者の方がたから報告してもらう。

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IMADR通信210号 INDEX

    発行:2022年5月18日

IMADR通信209号

特集:声を上げる女性たち インド・ネパール・沖縄

ジェンダー、人種、民族、出身などが交差する地点で、さまざまに機会を奪われてきた女たち。すぐそこに居るのに存在すら無視されてきた女たち。しかし世界は大きく動いている。女たちは声を上げている。ペンを通して、レンズを通して、そしてソーシャル・メディアを駆使して、「私について」、「私たちについて」そして「私たちを取り巻く社会の問題」について、声を上げている。そうした女性たちの姿をとらえた3本のドキュメンタリーフィルムを紹介したい。刺激的な女性たちの動きがフィルムの向こうにある。


 

IMADR通信209 INDEX

特集:声を上げる女性たち インド・ネパール・沖縄

 

IMADR通信208号

特集:アフガニスタンの人権

2021年8月15日、タリバン軍による首都カブール制圧のニュースが世界を駆け巡った。1979年のソ連軍侵攻と撤退、長引く内戦、イスラム原理主義タリバーンによる抑圧的な支配、そして米国・同時多発テロ後の米軍のアフガン攻撃。多民族国家アフガニスタンは内戦と大国の政治的思惑に翻弄され続け、そのなかで、女性や子ども、マイノリティは常に人道、人権の危機にさらされてきた。本号では女性と少女の権利保護のために現地で活動するUNウィメン・アフガニスタン事務所の報告を紹介するとともに、アフガニスタンから日本に来た難民を支援するNGO とアフガニスタンの女性団体を支援するNGOにその活動について報告してもらう。


 

IMADR通信208 INDEX

特集:アフガニスタンの人権

 

発行:2021年11月19日

IMADR通信207号

特集:コロナと世界のマイノリティ・コミュニティ

コロナ・パンデミックは世界のあらゆるマイノリティ・コミュニティを容赦なく直撃し、不均衡な影響をもたらした。今号の特集ではスリランカ、アメリカ、ドイツ、日本、そしてネパールに拠点をおくIMADR理事にこの1年半を振り返り、現状と展望について報告してもらう。日本語への翻訳はIMADR事務局が行った。


 

IMADR通信207 INDEX

特集:コロナと世界のマイノリティ・コミュニティ

 

発行:2021年8月24日

IMADR通信205号

特集:東アジアにおける人種差別とNGO

「私たちのところには人種差別はない。」そうした言説が十数年前までは支配的であった東アジア地域において、実際には存在する人種差別を可視化させ、撤廃に向けた動きを作ってきたのが市民社会運動である。韓国、香港、日本のNGOは、直面する人種差別の問題に、人種差別撤廃委員会など国連人権制度が提供するメカニズムを使って取り組んできた。
2018年にそれぞれの国が受けた人種差別撤廃委員会の審査を機に、三者は知り合い、お互いの取り組みについて語りあおうという気運が生まれた。2019年から地域会議の開催について協議し、具体的な準備が始まった矢先に新型コロナウイルス感染爆発が起きた。コロナパンデミックは人種差別により社会の周縁に追いやられているコミュニティを直撃した。なかでも、移住者コミュニティは3カ国においてもっとも深刻な影響を受けた。
当初予定の対面の会議を止めて、コロナ禍で普及したオンラインの会議(ウェビナー)に変えた。そのおかげで、3カ国だけではなく、ヨーロッパや他のアジアの都市からも関心ある人たちの参加をえた。3回シリーズのウェビナーでは、各回テーマを設定し、韓国、香港そして日本からそれぞれ問題提起を行った。本特集では、3回のウェビナーから見えてきた諸課題の総論と3カ国における人権インフラの概要、そして各回に行われたプレゼンを国別にまとめた報告を紹介する。


IMADR通信205 INDEX

特集:東アジアにおける人種差別とNGO 総論

  • 韓国からの報告
  • 香港からの報告
  • 日本からの報告
  • 出入国在留管理庁の収容政策に関する現状
  • 報告 ビジネスと人権に関する2020年国連フォーラム
  • ジュネーブ便り:世界課題のレイシャル・プロファイリング
  • 映画の紹介:『アイヌモシリ』
  • IMADRからのお知らせ
  • 発行:2021年2月16日

    IMADR通信204号

    特集:コロナ・パンデミックと制度的差別

    今年始めに起きた新型コロナウィルスの感染爆発(パンデミック)は、世界にさまざまなインパクトを与えながら今も続いている。それは社会に存在する問題を根元からゆさぶり、表面にあぶりだした。被害は大抵社会の周縁に追いやられたマイノリティコミュニティに及んでいる。この問題に焦点をあて、アメリカの黒人、インドのダリットそして日本の部落に関わる制度的差別をテーマとし、報告してもらった。


    IMADR通信204 INDEX

    特集:コロナ・パンデミックと制度的差別

    発行:2020年11月11日