パブリケーション

現代世界と人権シリーズ/IMADRブックレット

夫婦別姓はなぜ叩かれるのか

坂本 洋子 mネット・民法改正情報ネットワーク理事長 はじめに 法務大臣の諮問機関である法制審議会が1996年2月に選択的夫婦別姓制度導入の民法改正を答申してから24年が経過したが、いまだに民法改正は実現していない。 選…

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ジェンダー平等は家庭から ─イスラム教の女性たちの取り組み─

イスラム教国において女性の平等や人権の確立を実現しようとする際、壁として立ちはだかるのが「シャリア法」である。シャリア法とはコーランと預言者ムハンマドによって示されたイスラム教の規範の体系のことを指し、イスラム教の国々で…

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「北京+25」東アジア女性フォーラム開催

濱田 すみれ NPO法人アジア女性資料センター事務局 1995年、中国・北京で開催された第4回国連世界女性会議(北京会議)から25年が経つ。会議で採択された「北京行動綱領」は世界的なジェンダー平等の指針となってきた。20…

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今 ジェンダー平等は

小森 恵 IMADR事務局長代行 世界経済フォーラムが発表した世界のジェンダーギャップ指数2020によれば、世界153ヵ国中、日本の平等指数は121番目にあり、前年の110位からさらにランクを落とした。特に、政治参加、労…

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国連人権システムのジェンダー・パリティ

小松泰介 IMADR事務局次長 ジュネーブ事務所 2019年6月の国連人権理事会41会期において、コロンビアとメキシコが提出した「女性と少女に対するあらゆる形態の差別の撤廃」に関する決議 が全会一致で採択された。この決議…

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『新聞記者』

世利 桃枝 ニューメディア人権機構 東京新聞の望月衣塑子記者の著書『新聞記者』に着想を得た社会派のフィクション映画。新聞記者・吉岡(シム・ウンギョン)と内調(内閣情報調査室)官僚・杉原(松坂桃李)が、国家の闇を追う。正義…

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報告 第28回ヒューマンライツセミナー

2019年9月12日、第28回ヒューマンライツセミナー「アイヌ・琉球の言語を知る-国際先住民族の言語年に」を開催した。登壇者のアレクセイ・ツィカレフさん(元国連先住民族の権利に関する専門家機構委員)、新垣友子さん(沖縄国…

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香港での民主化運動 一人の香港人から見て

アニー・リー 香港ジャスティス・センター 調査・政策上級オフィサー ─民主化運動が続く香港。IMADRと協力関係にある香港ジャスティス・センターのアニー・リーさんにコメントをいただいた。─ 私は香港のNGOで人権活動に携…

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日韓の識字学習者が願いを発信 ~「日韓識字学習者共同宣言」発表の日韓識字シンポ~

森 実 大阪教育大学教授 2019年9月27日、ソウルの世宗文化会館世宗ホールにおいて、約500人が参加して「日韓識字教育強化のための国際シンポジウム」(以下、「日韓識字シンポ」と略)が開かれた。日本からは、識字学習者6…

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「関西生コン事件」と労働基本権の危機

竹信 三恵子 ジャーナリスト 放置すれば労働権ばかりか社会運動そのものが成り立たなくなるような事態が、私たちの足元で進行している。近畿圏で生コンクリートを輸送する運転手らの労組員が、ストライキ、ビラまき、果ては正社員化や…

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知る権利を奪う ドローンの飛行規制

阿部 岳 沖縄タイムス記者 ドローンを飛ばす『沖縄タイムス』のカメラマンを、13人の男たちが取り囲む。自衛官7人、警察官6人。カメラマンは視線を感じ、手に汗を握りながら、上空から基地にカメラを向けた。 8月27日、同僚の…

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差別団体による「選挙ヘイト」 ─その実態と市民の抵抗

瀧 大知 反差別相模原市民ネットワーク はじめに 人種差別団体として有名な「在特会」の元会長である桜井誠が2016年に都知事選に出馬した。結果こそ落選であったが、11万票以上を獲得。これまで在日コリアンをはじめとしたマイ…

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アジア太平洋のマイノリティの教育と言語の権利

小松泰介 IMADR事務局次長 ジュネーブ事務所 マイノリティ問題に関する国連特別報告者であるフェルナンド・ドゥ・ヴァレンヌ教授は2017年に就任した際に、マイノリティの教育と言語の権利を彼の優先分野の一つにすると発表し…

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「82年生まれ、キム・ジヨン」を読んで

具良鈺 弁護士 本書の主人公であるキム・ジヨンと私は、同じ82年生まれ、同じ頃に結婚し、一人の娘を授かった点も同じである。 主人公同様、私も産後の職場復帰には苦労した。私には弁護士という資格があり、復職しやすい立場にある…

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報告 シンポジウム「ニッポンの身体拘束─それ、恣意的拘禁ではありませんか?」

宮下 萌 IMADR特別研究員・弁護士 2019年6月4日、日本弁護士連合会(以下、「日弁連」)主催のシンポジウム「ニッポンの身体拘束─それ、恣意的拘禁ではありませんか?」に参加した。以下、3部からなるシンポジウムの概要…

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