パブリケーション

現代世界と人権シリーズ/IMADRブックレット

インド 水と衛生の権利 ─誰一人取り残さないために

小森 恵 反差別国際運動事務局長代行 持続可能な開発目標のゴール6は「安全な水とトイレを世界中の人に」である。国際NGOのウォーターエイドによれば、世界では10人に1人が安全な水を、4人に1人が適切なトイレを使うことがで…

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再び強権化するスリランカと国連人権理事会

小松 泰介 IMADR事務局次長 ジュネーブ事務所 屋内での集会を5人までとするスイスの公衆衛生措置を受け、 国連人権理事会は2月22日、46会期をオンライン方式で開会した。ミャンマーでの人権状況の急激な悪化への対応にも…

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映画の紹介:アイヌモシリ

石垣 綾音 スローフード琉球 真っ白な雪景色の中に、一点の赤。そんな印象的なシーンからこの映画は始まる。 かつては「アイヌコタン」と呼ばれ、今は名を同じくしながらも、テーマパークのように「観光客のみなさんへ」のアナウンス…

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総論:ウェビナーから見えてきたこと

新型コロナウイルス感染拡大は韓国、香港そして日本における人種差別をうけているコミュニティの状況を悪化させた。なかでも、難民および庇護希望者を含む移住者は、いずれの国においても、医療および社会的保護措置への限られたアクセス…

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報告 ビジネスと人権に関する2020年国連フォーラム

2020年11月16日から3日間にわたり、ビジネスと人権に関する国連フォーラム(第9回)がオンラインで開催された。現在の世界の情況と、ビジネス活動がもたらす人と地球への有害な結果を防止するという喫緊の課題を踏まえ、202…

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日本からの報告

■第二回 移住労働者に及ぼすCOVID-19の影響 日本の移民人口は着実に増加しており、2019年末には、正規滞在の在日外国人は293万3千人を記録した。それ以外に、就労はできず、医療保険にも加入していない非正規滞在の移…

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香港からの報告

■第一回 新型コロナウイルス対応における東アジアの構造的人種差別 香港の非中国系の住民は58万4千人ほどで、香港全体の人口の8%を占める。これらの人びとは、移住家事労働者、民族的マイノリティ、庇護希望者・難民、駐在員の4…

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韓国からの報告

■第一回 新型コロナウイルス対応における東アジアの構造的人種差別 人種差別撤廃委員会は、韓国においてその状況が懸念される集団として、いずれも移住を背景に持つ移住労働者、難民および庇護希望者、非正規移住者、外国人女性と結婚…

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出入国在留管理庁の収容政策に関する現状

草加 道常 RINK(すべての外国人労働者とその家族の人権を守る関西ネットワーク)   2019年6月24日、大村入国者収容所入国管理センター(以下、大村入管センター)で収容中の40才代のナイジェリア人男性が餓…

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世界課題のレイシャル・プロファイリング

小松 泰介 IMADR事務局次長 ジュネーブ事務所 国連人種差別撤廃委員会(以下、委員会)はオンライン開催となった2020年11月の102会期において、「法執行官によるレイシャル・プロファイリングの予防と根絶」と題した一…

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本の紹介 : 私たちにはことばが必要だ フェミニストは黙らない

小川 たまか ライター 女性は感情的で説明が下手で、男性は冷静で論理的。2020年の現在も、科学的根拠なんて何もないのに、いまだにこんな通説が信じられている。 「痴漢は冤罪が多い」とか「痴漢冤罪が増えている」という統計デ…

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報告 タイ〜民主化の岐路〜

白根 大輔 CCPRセンター・アジア太平洋地域コーディネーター タイでの民主化を求める抗議活動が今年7月から改めて活発になって来た。私の住むタイ、チェンマイの日本総領事館からは、各地での「反政府集会」の開催に関し、安全に…

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女性差別撤廃条約実現アクション

濱田 すみれ 女性差別撤廃条約実現アクション世話人 日本は未批准の選択議定書 1979年に国連総会で採択された「女性に対するあらゆる形態の差別の撤廃に関する条約」(以下、女性差別撤廃条約)を日本は1985年に批准した。本…

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外圧を梃に表現の自由を!

米田 祐子 表現の自由と開かれた情報のためのNGO連合・共謀罪廃止のための連絡会 危ぶまれる表現の自由 近年、日本における表現の自由の現状は、危機的とも言える状況にある。国境なき記者団が毎年発表する世界報道の自由度ランキ…

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現代の部落差別を支える「制度」とは何か

川﨑 那恵* 大学職員・部落エッセイスト 私が部落問題について考え始めてはやくも20年経ちました。先ほど報告のあったアメリカの黒人社会やインドのダリット・コミュニティとは異なり、部落コミュニティがコロナパンデミックでどの…

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