IMADR通信
NEWS LETTER
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No.202
特集:災害と人権
新型コロナウィルスによって引き起こされた混乱は、地球規模の災害とも呼べる結果を生んでいる。災害はすべての人に平等に影響を与えるのではなく、もともと弱い立場に置かれてきた人、マイノリティなど周縁化された人に最も深刻な影響をもたらす。本号では災害と人権をテーマに、災害における障害者、外国人住民そして女性が直面する問題について現場から報告してもらう。また、南アジアにおける災害とマイノリティについて、IMADRのこれまでの活動を通して考える。
新型コロナウィルスによって引き起こされた混乱は、地球規模の災害とも呼べる結果を生んでいる。災害はすべての人に平等に影響を与えるのではなく、もともと弱い立場に置かれてきた人、マイノリティなど周縁化された人に最も深刻な影響をもたらす。本号では災害と人権をテーマに、災害における障害者、外国人住民そして女性が直面する問題について現場から報告してもらう。また、南アジアにおける災害とマイノリティについて、IMADRのこれまでの活動を通して考える。
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発行:2020年5月30日
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No.201
特集:北京+25
ジェンダー平等を求める女性たちの興奮が渦巻いた北京女性会議から今年で25年となる。2020年の今、日本では、夫婦別姓の法的認知を求める法廷での闘いが今も続いている。性犯罪の加害者は「暴行・脅迫」の要件に守られ、その一方で多くの被害者は声をあげることもできず、自責の念にさいなまれている。アメリカで始まった #Me Too 運動は一瞬にして世界を駆け巡った。韓国で社会現象となった「82年生まれ キム・ジョン」は日本でも大きな反響を呼び、今後、17の国・地域で出版される。そして今年3月8日の国際女性デーに、世界の女性たちはグローバル・ストライキを呼びかけている。女性の働きが歴史的に過小評価されてきたことに、「女性が止まれば世界は止まる」と声をあげる。北京女性会議から25年、世界のジェンダー平等はどうなったのだろう。この特集で考えたい。
ジェンダー平等を求める女性たちの興奮が渦巻いた北京女性会議から今年で25年となる。2020年の今、日本では、夫婦別姓の法的認知を求める法廷での闘いが今も続いている。性犯罪の加害者は「暴行・脅迫」の要件に守られ、その一方で多くの被害者は声をあげることもできず、自責の念にさいなまれている。アメリカで始まった #Me Too 運動は一瞬にして世界を駆け巡った。韓国で社会現象となった「82年生まれ キム・ジョン」は日本でも大きな反響を呼び、今後、17の国・地域で出版される。そして今年3月8日の国際女性デーに、世界の女性たちはグローバル・ストライキを呼びかけている。女性の働きが歴史的に過小評価されてきたことに、「女性が止まれば世界は止まる」と声をあげる。北京女性会議から25年、世界のジェンダー平等はどうなったのだろう。この特集で考えたい。
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発行:2020年2月12日
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No.200
特集:狭められる市民社会スペース
世界的に市民社会のスペースが狭められている。日本においても同様であり、それを示す状況があちこちで起きている。日本が自由権規約を批准して今年で40年たつが、現状が示しているように、国内での完全実施にはほど遠い。本号では、選挙の名を借りたヘイトスピーチ、知る権利の制限、労働者の権利の危機の問題について、現場から報告してもらう。
世界的に市民社会のスペースが狭められている。日本においても同様であり、それを示す状況があちこちで起きている。日本が自由権規約を批准して今年で40年たつが、現状が示しているように、国内での完全実施にはほど遠い。本号では、選挙の名を借りたヘイトスピーチ、知る権利の制限、労働者の権利の危機の問題について、現場から報告してもらう。
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発行:2019年10月30日
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No.199
特集:障害者の権利を考える
日本は2014年に障害者権利条約を批准した。そして2016年には障害者差別解消法が施行された。一方、障害のある人たちは今もなお、多くの困難や差別に直面している。障害者の雇用、リプロダクティブライツ(性と生殖の権利)、そして相模原市のやまゆり園事件での被害者の報道について考える。
日本は2014年に障害者権利条約を批准した。そして2016年には障害者差別解消法が施行された。一方、障害のある人たちは今もなお、多くの困難や差別に直面している。障害者の雇用、リプロダクティブライツ(性と生殖の権利)、そして相模原市のやまゆり園事件での被害者の報道について考える。
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発行:2019年7月30日
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No.198
特集:マイノリティの若者、子どもの権利
子どもの権利委員会が2019年1月の日本審査で指摘したように、「周縁化された集団」に対する差別は、その若者や子どもたちにも深刻な影響をもたらしている。今号では、外国ルーツ、在日コリアン、そして沖縄の子どもや若者が置かれている現状と、インドのダリッドの学校教育の現状について考えてみる。
子どもの権利委員会が2019年1月の日本審査で指摘したように、「周縁化された集団」に対する差別は、その若者や子どもたちにも深刻な影響をもたらしている。今号では、外国ルーツ、在日コリアン、そして沖縄の子どもや若者が置かれている現状と、インドのダリッドの学校教育の現状について考えてみる。
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発行:2019年5月30日