課題と活動
複合差別
MULTIPLE DISCRIMINATION

2001年の反人種主義世界会議(ダーバン会議)を境に、複合差別および差別の交差性は国際社会における重要な人権課題として認知されるようになりました。日本の被差別コミュニティの女性たちによるマイノリティ女性フォーラムが2004年に結成され、IMADRはその事務局として、女性たち自身による実態調査、国会や政府への働きかけ、女性差別撤廃委員会へのNGOとしての参加などを進めてきました。南アジアにおけるダリット女性への暴力の問題や女性たちのエンパワメントに取り組む地域のパートナー団体を支援しています。