2017.08.22

ネパール豪雨・土砂崩れ被災者への 緊急支援のお願い

ネパール南部では、7月から続く豪雨による川の氾濫や土砂崩れにより、深刻な被害がもたらされています。IMADRのパートナー団体であるネパール・フェミニストダリット協会(FEDO)より、次のような現状報告と被災者支援の要請が届きました。

 

FEDOからの報告
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ネパール内務省や国内メディアの報告によれば、これまで亡くなった人は123人、行方不明者は35人にのぼります。また、3000棟以上の家屋が壊され、数千戸が浸水被害にあっています。ネパールを東西につなぐ幹線道路は土砂などで通行が遮断されており、コシ川流域の数十の郡は電線が切れたため停電が続いています。さらに、75000人以上が周囲との連絡を絶たれ孤立状態にあると思われます。

連絡がつかないために正確な状況の把握はできませんが、遠隔地にあり地理的条件の悪いところに住むダリットのコミュニティは、豪雨や土砂崩れの被害にあっていると推測されます。FEDOのカトマンドゥ本部には、被災地域にある支部から、食料や水、衣類やシーツなど救援物資の要請が来ています。

政府の救援活動は続いていますが、交通が寸断されているため、取り残されたままの被災地がたくさんあります。特にこの季節に懸念されるのは衛生状態の悪さからくる伝染病の広がりです。食料・水や衣類とともに医薬品などの救援物資が必要です。

 

今、私たちが緊急にすべきことは:

 1.周縁に追いやられたコミュニティの被災者について彼女たちのニーズを含めて明確にし、救援物資を準備する。

2.政府機関や援助組織と調整しながら、ボランティアを動員して被災者に救援物資を届ける。

 対象地区:Siraha、Mahottari、Rautahat、Saptari、Bardiya(ネパール南東部)の被災者(推定2,000人)

PDFでもご覧いただけます。ダウンロードはこちら

 

**IMADRから緊急支援のお願い

ダリットを含む遠隔地の被災者に救援物資(食料、水、衣類、薬、シーツ他)を届けるため、カンパを募ります。いただいたカンパは集約して、ネパールのFEDOに送ります。FEDOが必要な物資を調達して、被災地に届けます。皆様のご理解とご協力をお願いいたします。

 第一次集約: 2017年9月15日(金)

 送金先: 郵便振替  口座番号:00130-8-357095 反差別国際運動(IMADR)

銀行    三菱東京UFJ銀行 六本木支店 

普通口座:0949243  反差別国際運動(IMADR)

★ 銀行振込によるご寄付については、お手数ですが、お振込みいただいた後、メールあるいは電話にてIMADRまでその旨をお知らせください。
E-mail: imadrjc@imadr.org Tel: 03-6280-3101

 

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