ナチスは少数民族を完全に絶滅することを目標とし、ユダヤ人だけでなく、「劣等人種」としてスィンティとロマも同様にアウシュヴィッツ強制収容所に送りこみました。さらにヨーロッパの各地においてもロマは標的にされ、全土で約50万人が犠牲となりました。この想像を絶する大規模犯罪行為を歴史に残すために、2001年8月から国立アウシュヴィッツ博物館でロマの大量殺戮の記録が常設展示されています。
IMADRでは日本においてこの人道に反する残忍な犯罪の記録を紹介するため、常設展図録の日本語版『ナチス体制下におけるスィンティとロマの大量虐殺』を販売しています。
今回、このカタログ本をたくさんの人に読んでいただけるよう定価4000円のところ、半額の2000円で販売させていただきます。
73年前におきた人類が犯した人道に対する罪を、私たちはけっして忘れてはなりません。
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