第二次世界大戦中、ヨーロッパを占領下においたドイツナチスは、ユダヤ人とは別に、多数のスィンティとロマを迫害、虐殺しました。その犠牲者は50万人以上にのぼると言われています。中でも、敗戦濃くなった1944年8月2日、ナチスがアウシュヴィッツ・ビルケナウに建てた「ジプシー収容所」に残されていた2,897人のスィンティとロマは全員が一夜にしてガス室で抹殺されました。
IMADRのパートナー団体であるドイツ・スィンティ・ロマ中央委員会は毎年8月2日に虐殺現場で追悼集会を開催しています。今年はロンドのハイドパークでもロマに関するグループが、8月2日の犠牲者の追悼集会を同日に開催します。それら集会に合わせて、IMADR日本委員会は「世界人権宣言の実現を求める広島県実行委員会」との共催で、8・2のロマのホロコースト犠牲者を追悼する集会を開きます。
集会ではロマのホロコーストの写真を上映し、IMADR事務局次長の金子マーティンさんにロマのホロコーストに関する詳しい報告をしていただきます。
チラシは以下をご覧ください。