菅原智恵美(日之出よみかき教室/大阪市立大学大学院博士後期課程) はじめに 大阪市内には被差別部落(以下、部落)における識字教室が現在12学級(20教室)(1)ある。私は2000年からそのなかのひとつである「日之出よみ…
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棚田洋平(たなだ ようへい) 一般社団法人 部落解放・人権研究所 研究員 1. 日本の「識字」 日本において識字問題は長らく不問に付されてきた。1964年、ユネスコによる識字に関する調査に対して、文部省(当時)は「日本で…
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カナダ在住の玉置育子さんは、戦前和歌山からカナダに移住した大叔母をもつ。その大叔母の軌跡をたどって行くなか、玉置さんは日系移民の過酷な歴史を知ることになった。それがきっかけとなり、現在、バンクーバーのカナダ日系博物館・文…
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小松 泰介(こまつたいすけ) IMADRジュネーブ事務所、国連アドボカシー担当 今年のジュネーブの夏は雨が多く、例年と比べても冷夏だった。8月には長袖が必要なほど涼しくなり、人びとはいつもより短い夏を惜しんでいた。日本で…
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2014年7月3日に開催した第23回ヒューマンライツセミナー「しきじのいま、そしてこれから-世界・日本」は400人以上の参加を得ることができた。基調報告者である大阪教育大学の森実さんの報告の概要をここに紹介する。 森 実…
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4条に準拠した立法措置 10.締約国の4条(a)(b)項の留保の撤回あるいはその範囲の縮減を求めた委員会の勧告に関して締約国が述べた見解および理由に留意するものの、委員会は締約国がその留保を維持するという決定を遺憾に思う…
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大曲 由起子(おおまがりゆきこ) 移住労働者と連帯する全国ネットワーク はじめに 移住連で取りまとめたNGOレポートでは、外国人の人権に関する10項目を取りあげた。 ここでは、具体的な勧告に至った人身取引、技能実習制度、…
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和田 献一(わだけんいち) 部落解放同盟中央執行委員 日本は1965年に国連で人種差別撤廃条約が採択されてから30年も遅れて、1995年に条約に加入し、「あらゆる形態の人種的差別との闘いに貢献する」ことを国際社会に約束し…
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永井 文也(ながいふみや) 市民外交センター 始めに 今年2014年は、日本を含む世界の先住民族にとって、 第2期「先住民族国際10年」の最終年に当たる節目の年である。今期(第85会期)の人種差別撤廃委員会(以下、CER…
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渡辺 美奈 アクティブ・ミュージアム「女たちの戦争と平和資料館」(wam)事務局長 6年ぶりの審査 2014年7月15日-16日、第111会期の自由権規約委員会は、締約国日本の審査を実施した。日本軍「慰安婦」問題は、19…
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~自由権規約委員会第6回対日審査と人種差別撤廃委員会第3回対日審査報告~ 宋 恵淑(そんへすく) 在日本朝鮮人人権協会事務局 はじめに 「高校無償化」制度から朝鮮学校が除外されて4年半、この間当事者である朝鮮高級学校の在…
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師岡 康子(もろおか やすこ) 弁護士、外国人人権法連絡会運営委員 はじめに 今回、ヘイト・スピーチに関して勧告10と11(14ページ参照)が出たが、この問題については、これら勧告だけではなく総括所見全体から見ていきたい…
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小森 恵(こもり めぐみ) IMADR事務局次長 審査はどのように行われたのか 自由権規約の審査は7月15日・16日に、人種差別撤廃委員会(CERD)の審査は8月20日・19日に開催された。どちらも、1日目は政府の報告に…
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山岡 万里子(やまおか まりこ) ノット・フォー・セール・ジャパン(NFSJ)代表 「人身売買(取引)は日本でも起きています」と言うと、たいていの人が目を丸くする。JK(女子高生)産業で危ない目に遭う少女、モデルになれる…
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金泰明 著 トランスビュー発行、定価:2,000円+税、2014年 土屋 一登(つちやかずと) IMADRインターン 「人権は二つの顔をもつ」は、人権という言葉をより身近なものにし、また、戦後日本に常識として定着している…
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