パブリケーション

現代世界と人権シリーズ/IMADRブックレット

ロマ、スポーツとスリランカ:国連で差別と向き合う

小松泰介(こまつ たいすけ) IMADRジュネーブ事務所  今年の1月から白根大輔さんの後任として反差別国際運動(IMADR)のジュネーブ事務所に赴任した。ジュネーブの冬はとても寒いと聞いていたが、到着した日はとても暖か…

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「ヘイトスピーチと闘う」国連勧告の意味と意義 -人権教育の視点から

阿久澤麻理子(あくざわまりこ) 大阪市立大学創造都市研究科教授  CERD一般的勧告35が焦点を当てた人種差別撤廃条約第7条は、教育的アプローチによって人種差別の撤廃に取り組むことを締約国に約束させるものである。  人権…

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「慰安婦」問題とヘイトスピーチ ――公人による否定発言と闘う中で

方清子(ぱんちょんじゃ) 日本軍「慰安婦」問題・関西ネットワーク共同代表  ヘイトスピーチ根絶のために締約国に「迅速かつ積極的な措置」をとることを求めた人種差別撤廃委員会一般的勧告35は「慰安婦」問題が直面している現状に…

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規制か表現の自由かを超えて

師岡康子『ヘイト・スピーチとは何か』出版記念トークセッション ~国際人権の視点から――グローバル・スレイバリ・インデックス(世界奴隷制指標)2013報告要旨 (作成:Walk Free Foundation)  現代的奴…

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世界の現代的奴隷制 カーストは大きな要因

――グローバル・スレイバリ・インデックス(世界奴隷制指標)2013報告要旨 (作成:Walk Free Foundation)  現代的奴隷制には、奴隷制、奴隷制に準じる実践、(債務による拘束、強制的結婚、子どもの売買や…

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「需要が人身売買を拡大する」 ――国連人身売買特別報告者ジョイ・ヌゴジ・エゼイロが語る

 「性的搾取の需要、安価な労働力と家事労働者の、臓器摘出と売買の、不法養子縁組と強制結婚の、犯罪活動と物乞いの、武装集団のための搾取の需要。これらすべては、人身売買を存立させる実質的要因である」。『人身売買に関する国連特…

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ビジネスと人権と先住民族

白根大輔(しらね だいすけ) 国際人権コンサルタント  昨年12月で2度目を迎えた国連ビジネスと人権フォーラム。そこでは、政府代表、ビジネス代表、市民社会代表と並び、先住民族代表にもカテゴリーの一つとして特定の発言枠が設…

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今求められる企業、そしてNGOの役割 ――白石理さんに聞く

Q:昨年12月、第2回国連ビジネスと人権に関するフォーラムがジュネーブで開催されました。国連が2011年に採択した「ビジネスと人権に関する指導原則」の実施に向け、世界から、政府、ビジネス界、NGOなどの代表が2,000人…

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ロマ 生きている炎 少数民族の暮しと言語

ロナルド・リー著、金子マーティン訳、発行 彩流社、定価 2800円+税 川瀬俊治(かわせ しゅんじ) ジャーナリスト  ロマ民族は「約束の地」もなく5〜11世紀にインド北西部から西方に移動して少なくとも1000年。カナダ…

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時を超えて 境界を越えて 多文化の空間 茨木・豊川

小森 惠  ヒューライツ大阪と大阪大学の共催による「大人の遠足」に参加して、豊川を訪問した。大阪北摂の茨木市豊川には部落があり、1968年には部落解放同盟道祖本(さいのもと)支部が結成された。遠足のナビゲーターの一人であ…

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「障害者権利条約」を使って社会を変えていく

松波めぐみ(まつなみ めぐみ) (公財)世界人権問題研究センター はじめに  日本政府は2014年1月、ついに「障害者権利条約」に批准した。また、批准に向けて2013年6月に「障害者差別解消法」(正式名「障害を理由とする…

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現代の奴隷制:人身売買と強制労働

小松泰介(こまつ たいすけ) IMADRジュネーブ事務所国連アドボカシー担当  今年4月14日、ナイジェリア北東部の村チボクにある中学校がイスラム過激派グループの「ボコ・ハラム」によって襲撃され、200人以上の女子生徒が…

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南アジア地域におけるダリットの教育へのアクセス

 カースト制度に基づくダリットに対する差別が根強く残るインドやネパールなどでは、識字の問題は子どもたちの学校での教育の問題と直結している。教育を受けることができなかったために文字の読み書きができない成人は、例えばネパール…

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ネパールのダリット女性運動と識字

白根大輔(しらね だいすけ) CCPRセンターアジア太平洋コーディネーター  今年2月、ネパールのあるダリットの村を訪れる機会があった。1月末にネパールの首都、カトマンドゥで南アジア地域(インド、ネパール、バングラデシュ…

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企業の社会貢献としてとりくまれた 安田識字基金の終了にあたって

友永健三(ともなが けんぞう) 反差別国際運動 顧問 《安田識字基金の概要》  安田識字基金は2005年5月に創設されました。これは、安田信託銀行(現みずほ信託銀行)の公益団体であった安田和風会が1991年12月から実施…

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