100年前の1923年3月3日、全国婦人水平社が設立されたことをご存知ですか? 前年の全国水平社の創設に続き、第2回の全国大会で、「二重、三重の差別と圧迫」に置かれている部落女性が声をあげ、婦人水平社の設立が決議されました。それはやがて他の地域の部落女性たちにも伝播し、各地で女性たちが自らを語りはじめました。
奇しくも3月は国際女性デーに象徴されるように、世界の女性たちが集い、声をあげる季節です。IMADRは100年前の勇気ある部落女性たちに思いを馳せます。そして、ほとんど知られていない部落女性たちのこうした行動を早くから研究してこられた宮前千雅子さんの報告を、ミモザの花とともにお届けします。ぜひお読みください。
不可視化に抗するために - 100年前の部落女性は何を伝えようとしたか ①
宮前千雅子
IMADR通信211号(2022年8月9日発行)掲載
不可視化に抗するために - 100年前の部落女性は何を伝えようとしたか ②
宮前千雅子
IMADR通信212号(2022年12月1日発行)掲載
不可視化に抗するために - 100年前の部落女性は何を伝えようとしたか ③
宮前千雅子
IMADR通信213号(2023年2月7日発行)掲載