今から20年前、2001年8月~9月、南アフリカのダーバンで国連「反人種主義・差別撤廃世界会議」が開かれ、奴隷貿易・奴隷制・植民地主義について初めての、歴史的な宣言と行動計画が採択されました。
ダーバン宣言は、21世紀を生きる私たちに対して、前世紀からの植民地主義や制度的な差別を過去の遺物として封印し忘却するのではなく、「歴史の真実を語ることが、国際的な和解、ならびに正義・平等・連帯に基づく社会の創造にとって必須の要素である」と呼びかけています。 レイシズムは日本社会に深く浸透し、さまざまな問題を私たちにつきつけています。ダーバン宣言の意義を日本の文脈で、日本のマイノリティの現場でもう一度咀嚼し、未来につなぐエネルギーにします。
【日時】2021年11月28日(日)14:00~16:30 オンライン集会
【プログラム】
◆基調報告:
ダーバン会議とは 小森恵(IMADR)
ダーバン宣言から20年―日本の法制度は改善されたのか 佐藤信行(RAIK)
◆現場からの報告:「この20年、何が変わったのか、変わらなかったのか」
アイヌ民族 阿部ユポ (札幌アイヌ協会)
琉球 親川裕子 (沖縄国際人権法研究会)
被差別部落 松村元樹 (反差別・人権研究所みえ)
在日コリアン 宋恵淑 (在日本朝鮮人人権協会)
移民・難民 安藤真起子 (移住者と連帯する全国ネットワーク)
マイノリティ女性 山崎鈴子 (部落解放同盟中央女性運動部)
<休憩>
◆リレートーク: 「#ダーバンから前へ No Racism」
◆連帯メッセージ 海を越えて: 特別ゲスト
【参加申し込み】こちらから➡ https://forms.gle/qyPbDomaHFUrpu8B7 締め切りは11月26日です。チラシのダウンロードはこちらから
【主催】人種差別撤廃NGOネットワーク(ERDネット)
連絡先: IMADR 電話:03-6280-3101 E-mail :erdnet@imadr.org