2019.05.14

国際NGOとの緊急共同アピール (5/9)

4月21日に発生した爆破攻撃の後、スリランカでは今、国内に住むパキスタンやアフガニスタンなどの近隣諸国からの難民や庇護希望者に対する迫害が問題となっています。IMADRは、アムネスティ・インターナショナルやヒューマン・ライツ・ウォッチなどの国際NGOと共に、スリランカ政府に対する緊急共同アピールを発表しました。

Joint_INGO_Refugee_protection_appeal_Srilanka

声明では、スリランカ政府に対し

・難民や庇護希望者が強制的に国外退去されることがないようすること

・法執行官を動員して難民や庇護希望者を保護し、安全を確保すること。すでに住居を追われるなどの迫害にあった人びとについては人道援助を行うこと。

・難民シェルターや祈りの場を警察署内や他の安全な場所に移動すること

・シェルターの安全で適切な運営のために国連難民高等弁務官事務所の支援を求めること

・難民や庇護希望者に対する攻撃は見過ごされるものではなく、攻撃があった場合は捜査、訴追が行われることを国内に布告すること

などを求めています。また、国連難民高等弁務官事務所に対しても難民保護のため、スリランカ政府に適切な支援を行うことを求めています。

声明文はダウンロードはこちらJoint_INGO_Refugee_protection_appeal_Srilanka

英語のサイトはこちらからhttps://imadr.org/srilanka-appeal-refugees-9may2019/

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