スリランカは、内戦の軍事終結から3年半が経過した今も、人権分野で深刻な課題を多数抱えています。
反差別国際運動(IMADR)は、2月にスリランカで創立25周年記念シンポジウムを開催し、フィールド訪問を通じて、スリランカのマイノリティが直面する課題、ニマルカ理事長をはじめとするアジア委員会、NGOの取り組みを学びました。
日本からの参加者は、事態の改善にむけてスリランカ政府の取り組みが進むよう、日本政府に働きかけることなどを約し帰国しました。
この度、3月12日から15日まで、スリランカのラジャパクサ夫妻が日本を公式訪問することから、政府にアピールする好機ととらえ、ヒューマンライツウォッチとアムネスティ日本と共に、内閣総理大臣宛の共同要請を作成し、3月6日に外務省の新見国連担当大使を訪問し、申入れを行ないました。
共同書簡の全文は以下をご覧ください。