2017.03.23

院内集会「レイシズム・イン・ジャパンー今、何が求められているのか」を開催しました

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3月22日午後2時から4時まで、参議院議員会館で2017年国際人種差別撤廃デーにちなんで「レイシズム・イン・ジャパンー今、何が求められているのか」を人種差別撤廃NGOネットワーク(ERDネット)の主催で開催しました。日本のマイノリティと先住民族の声を届けるために、在日の外国公館の代表、国内外のメディア、国会議員そして市民社会の方々をお招きし、部落、アイヌ民族、琉球・沖縄、在日コリアン、移住者の各コミュニティの代表が現状と課題を訴えました。
集会には16か国の在日外国公館代表を含む100人が参加しました(参加国はドイツ、オランダ、EU、ノルウェー、ボツワナ、南アフリカ、ベナン、モザンビーク、リベリア、レソト、ガーナ、イラク、ブラジル、東ティモール、アフガニスタン、インド)。
各コミュニティからの発表の後に質疑応答の場が設けられ、在日外国公館代表から日本での人種差別の実態に関する質問がされました。
集会の最後には、ヘイトスピーチ解消法や部落差別解消推進法の制定を歓迎する一方、マイノリティに対するヘイトスピーチや差別が蔓延し、朝鮮学校に対する上からのヘイト(国)が続くことに懸念を示し、国際人権法上の義務に合致した人種差別撤廃政策と法の整備を求めるアピール案が採択されました。
人種差別撤廃に向けて連帯し、団結する決意を新たに固めた集会になりました。
最後になりますが、集会の趣旨に賛同し、ご支援いただいた皆様に感謝申し上げます。

アピール文のダウンロードはこちらから

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