IMADR学習会「朝鮮・衡平運動を学ぶ - 水平社運動の視点から」を開催いたします。
「衡平社は1923年4月24日、晋州で組織された、当時韓国でもっとも長く存続した社会運動団体であった。衡平運動は、白丁たちの身分解放運動であるとともに、伝統社会の差別克服のための人権運動でもあった。」(金仲燮、韓国・慶尚大学名誉教授
「衡平社(ヒョンピョンサ)」をご存知ですか?朝鮮の被差別民「白丁(ペクチョン)」をご存知ですか?日本で全国水平社が創立された1年後、日本の植民地支配下にあった朝鮮半島で、封建的な身分制度のもと最も抑圧されていた「白丁」の組織「衡平社」が現在の慶尚南道・晋州(チンジュ)で創立されました。その後両者は交流を始め、被差別民衆の解放と平等で公平な社会を目指して連帯関係を築きました。ともに100年を迎えた今、衡平社と水平社の関係をさらに明らかにする学術的な交流が行われています。
今年4月に衡平社100年の記念集会に招聘参加された友永健三さんを講師にお迎えして、衡平運動について水平運動の視点をまじえながらご報告いただきます。なお、部落解放・人権研究所は友永さんが所長当時の古くから、両者の運動のつながりを掘り起こす研究を続けています。ほとんど語られることのない歴史の一片について、ぜひこの機会を通して触れてください。
チラシはこちら
講師: 友永健三(IMADR顧問、部落解放・人権研究所名誉理事)
日時:2023年8月22日(火)13時~14時30分
会場:ZOOMにてオンライン開催
参加費:無料
申し込み:こちらのフォームよりお申し込みください
締切:8月21日(月)17時
主催:反差別国際運動(IMADR)