IMADRは国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)と共同で、4月12日「世系に基づく差別撤廃のための国際シンポジウム 国連と市民社会の協力」を開催します。世界2億6千万人に影響を及ぼしているこの形態の差別は、インドを中心とした南アジアそして日本を含み、世界各地に存在します。国連も長年この差別の問題に関心を向け、度々撤廃に向けた勧告を関係国政府などに行ってきました。日本に関しては、人種差別撤廃委員会の日本審査などでとりあげられ、いくつも勧告が出ています。この差別撤廃のために国連と市民社会はどのように協力してきたのか、今後どのようなことが求められるのか。世系差別と女性差別の交差性の視点や開発の権利 (SDGs)の視点もまじえて議論します。
世系に基づく差別撤廃のための国際シンポジウム―国連と市民社会の協力
日時: 2018年4月12日(木) 午後1時30分~午後4時
会場: 衆議院第一議員会館 国際会議室
報告: ミシェル・ブトー OHCHRマイノリティ権利アドバイザー
リタ・イザック・ンジャエ 前マイノリティ問題国連特別報告者、人種差別撤廃委員
ポール・ディバカ アジア・ダリット権利フォーラム議長
山崎鈴子 部落解放同盟中央執行委員、同中央女性運動部長
李嘉永 大阪歯科大学、IMADR特別研究員
主催: 反差別国際運動(IMADR)国連人権高等弁務官事務所(OHCHR)
☆参加ご希望の方は、event@imadr.org 宛、「4月12日参加希望」として、お名前、ご所属(あれば)を記入の上、お申込みください。定員になり次第締め切らせていただきます。