行動の時! 政府はビジネスにおける人権尊重の触媒に
このテーマを掲げて開かれた第8回「ビジネスと人権に関する国連フォーラム」の要約レポートを 作成しました。今や世界規模となったこのフォーラムは、 2019 年 11 月25・26・27 日、ジュネーブにある国連欧州本部で開催されました。同時並行で開かれたさまざまなセッションやワークショップのなかから、IMADRにとって重要なテーマを選び、3日間を追いました。目次は以下の通りです。レポートはPDFでご覧ください。
目次
*人権デュー・ディリジェンスの傾向と課題
* 開会会合(全体会)
* 政府が人権を保護しないとき:LGBTIの権利と民間セクターの役割
* 児童労働のない雲母産業の構築:政府、企業、NGOおよびコミュニティの 役割
* 企業のアカウンタビリティ:最近の裁判例からの教訓
* 環境被害への対処:ビジネスと人権の関係
* 全体会会合:国による責任あるビジネスの推進を援助する
-多国間レベルでの一貫性の増進に向けて
* 労働の未来における人権の保護と尊重
* 奴隷制に対抗する金融:政府の対応と官民パートナーシップは
現代的奴隷制と人身取引をなくすためにどのように機能し得るか
* 憎悪扇動の経済学:倫理的広告の確保における企業の役割
* 労働の世界における暴力とハラスメントに終止符を打つ
* 地域対話:得られた教訓、課題、イノベーション――
アジア・パート1「国家の行動に関する進展:国別行動計画とその 後」
* 地域対話:得られた教訓、課題、イノベーション――
アジア・パート2「南アジア・東南アジアにおける対内・対外人権投資の影響」
* 気候変動への対処:ビジネスと人権のつながり
* 閉会会合(全体会)
報告:反差別国際運動(IMADR)翻訳:平野裕二
関連資料:ビジネスと人権に関する指導原則 <参照:国連広報センター>