2017年6月9日、反差別国際運動(IMAR)は第29回総会を日比谷コンベンションホールで開催しました。総会では、2017年度も、人種差別撤廃とダリット・部落差別との闘いを中心に、国内、地域、国際レベルのさまざまNGOや機関と協力しながら、反差別の取り組みを続けていくことが確認されました。総会の記念講演として、「沖縄の自己決定権」をテーマに琉球新報の新垣毅記者に講演していただきました。沖縄が自らのことを決定する権利を奪われてきた過程を、歴史をたどりながら現在に至るまで、貴重な資料や写真とともに報告していただきました。続いて、北海道アイヌ協会副理事長の阿部ユポさんに「アイヌ民族の先住民族の権利」についてご報告いただきました。総会には120人の会員が集まりました。