3月21日の国際人種差別撤廃デーに向けて、日本での人種差別をなくす基本法の制定を実現するべく記念集会を開催します。
国連の人種差別撤廃条約に日本が加入して20年以上たちましたが、
日本の人種差別やヘイトスピーチは深刻な状況にあります。
日本には人種差別を禁止する法律がなく、被害を受けた人が
救済を受ける機関もありません。
条約を守れているか、国連から3回の審査を受けて、
たくさんの勧告がでていますが、何もできていません。
3.21国際人種差別撤廃デーを記念して、
実態を知り被害にあっている人びとの声を聴きます。
最後にヘイトスピーチやレイシズムを本当にとめることを、
参加者が思い思いのボードを掲げて意思表示します。
◆日時◆2016年3月17日 午後3時~午後4時半
◆場所◆参議院議員会館1階 講堂
アクセス ・永田町駅1番出口右側通路直結 (南北線、有楽町線、半蔵門線)
・国会議事堂駅1番出口より徒歩6分 (丸ノ内線、千代田線)
*入場には入館証が必要です(午後2時半より同会館1階ロビーにてお渡しします)
◆内容◆開会挨拶: 上村英明さん(市民外交センター代表・ERDネット世話人)
基調報告:外国籍者の人種差別の実態について―これまでの調査をもとに
金明秀さん(関西学院大学教員/人種差別実態調査研究会)
研究報告:民族学校アンケート調査結果―1400人の生徒たちへの差別(ヘイトスピーチ中心)に関するアンケートをもとに
中村一成さん(ジャーナリスト)
当事者からの証言:被差別部落・アイヌ民族・琉球/沖縄・在日コリアン・移住者・イスラム教徒
提言・アピール
◆資料代◆500円
◆主催◆人種差別撤廃NGOネットワーク
国際人種差別撤廃デーを記念して、
3分動画「日本に人種差別?」 3/17聴いて、出会ってヘイトを止めよう!をつくりました。
こちらからご視聴いただけます。