日本の多様なマイノリティ女性がのぞんでいることは?
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院内集会でのマイノリティ女性当事者たちの発言内容(抜粋)
山崎鈴子さん(部落解放同盟中央本部女性運動部部長)「日本に帰ってきて、私たちがやったことは、まず、自分たちのことを自分たちが知るという行為でした。33.2%、3人に一人の部落女性が結婚差別の体験があります。」
多原良子さん(札幌アイヌ協会副会長)「先住民族アイヌは、植民地化された歴史により、現在においても貧困と差別を余儀なくされています。重かった、かたかった扉に私たちは、爪をかけ、いまこじ開けている、そんな感じです。」
糸数慶子さん(参議院議員)「沖縄女性の解放、そして女性の人権を守るために、この基地問題の解決は、多様性を認める社会の実現からはじまると思っております。」
山下梓さん(ゲイジャパンニュース共同代表)「多くのLBT女性が、学校、家庭、職場、地域で差別に直面し、例えば、テレビメディア、あるいは日常会話のなかで聞かれるセクシュアル・マイノリティに対する偏見を、自分はLBTだから仕方がないという風に内面化してしまっています。」
李月順さん(アプロ・未来を創造する 在日コリアン女性ネットワーク代表)「ヘイトスピーチやヘイトクライムという暴力にさらされてきました。朝鮮学校の女子学生は、現在もチマチョゴリ制服を着て通学することはできません。在日コリアン女性が生きやすい社会とは、多様なマイノリティ女性にとっても人間としての尊厳が保障される社会だと言えます。」
レニー・トレンティーノさん(移住者と連帯する全国ネットワーク)「私たちはほんとに人間でしょう、といわれても信じていない。私たちは、モノ。モノみたいですね。私たちが一番守るのは、女性たち。女性たちにインフォームするの。人権あるよって。」
五位渕真美さん(DPI女性障害者ネットワーク)「私たち一人ひとりが、そのまま、ありのままの存在で、大切にされる社会をみなさんと共につくっていけたらなと願っております。」