IMADR 通信 210号を発行しました。(紙媒体は5/18発行)
210号の特集は「コロナ禍における外国人の医療アクセス」です。
特集イントロ(誌面より)
IMADR通信では今までも数回に渡って、新型コロナウイルス感染症のパンデミックによって悪化した、あるいは以前にも増して顕在化することになった差別の状況を扱ってきた。コロナ・パンデミックが始まってから2年以上が経過しているが、収束の兆しは見えず、コロナウイルスの影響は日常化している。
今回の特集では、コロナ・パンデミック下の日本おける外国人の医療アクセスについて取り上げる。制度的、言語的な問題など日本に住む外国人の医療アクセスには多くの問題がある。この2年間で脆弱な立場に置かれている外国人の問題が改めて顕在化したが、これは連続的な問題であるということも忘れてはならなない。
長期化するパンデミックの影響の下で、外国人の医療アクセスの実態はどのような様相を呈しているのか、現場で精力的に活動されている支援者の方がたから報告してもらう。
*掲載記事は一部を除き、下記のリンクよりご覧いただけます。(後日公開する記事もあります)
Contents
●特集:コロナ禍における外国人の医療アクセス
「もう限界」困窮外国人の医療(大澤 優真)
外国人HIV陽性者の経験が明らかにした医療アクセスの課題(青木 理恵子)
住まいが不安定な方のためのワクチン接種会(武石 晶子)
Covid-19 人権施策に関する国連声明
●本の紹介『ごめん!聞いてごめんな みやらけの人々の聞き取り』(渡辺 美奈)
●IMADRからのお知らせ