IMADRは連続講座 『戸籍』− 人権の視点から考える を開催します。
日程等はフライヤーをご覧ください。
*お問い合わせをいただいておりますが、こちらの連続講座は【Zoomによるオンライン開催】となります。フライヤー等に未記載であったこと、お詫び申し上げます。(2022.5.13 追記)
申し込みURLは↓こちら
https://forms.gle/Q4eGeAGmNsvxitpi6
開催日程
第1回 6.18(土) 講師:二宮周平「戸籍から個籍へ、そして人権侵害を起こさない仕組みへ」
第2回 7.16 (土) 講師:遠藤正敬「日本の植民地支配と戸籍−『民族』と『血統』とは」
第3回 8.27(土) 講師:梁・永山聡子「なぜ韓国社会は戸籍制度を廃止したのか被植民地秩序、家父長制解体をめざす市民の連帯から学ぶ」
第4回 9.17(土) 講師:井戸まさえ「日本の無戸籍者」
第5回 10.15(土) 講師:井田奈穂「選択的夫婦別姓はなぜ40年も阻まれているのか。当事者の声とバックラッシュ」
第6回 11.26(土) 講師:調整中「戸籍とマイナンバー制度−国は何を考えているのか」
第7回 12.17(土) ラップアップ「私はこう思う」 受講者によるフリートーク
開催時間 全回 10:00-12:00
参加費・定員・申し込み
参加費:5000円(全7回分)
定員:20名
申し込み:冒頭のGoogle form 、またはこちらからお申し込みください
開催趣旨
日本の戸籍制度は諸外国の住民登録制度とは大きく異なります。
日本国籍者を「戸」単位で登録し、系譜としての「家」の記録にもなるこの制度は、
被差別部落や旧植民地出身者を含み特定のマイノリティ集団や先住民族への
差別と排除に加担してきたのではないでしょうか。
また、戸籍に関連した規範や法律には、
旧民法下における戸主を頂点とする「家」制度が今も色濃く残されています。
例えば、婚姻した一組の男女に新たな戸籍が作成されるにもかかわらず、女性に
は「入籍」という言葉が一般的に使われる、夫婦別姓での戸籍の作成はできない、
事実婚カップルは互いに相続権はない等が挙げられます。
戸籍制度はどのような目的で作られ、どのような役割を果たしながら、
現在に至るまで維持され機能してきたのでしょう。
どのような問題をもたらしてきたのでしょう。
戸籍制度の歴史を振り返り、この制度がもたらす問題と闘ってきた人びとの声を聞くことで、
現代社会における「戸籍制度」を人権の視点から実践的に明らかにする連続講座です。