日時:2020年3月25日(水) 14:00-16:30
AI(人工知能)が社会のさまざまな側面に大きな影響を与えつつある現在、私たちはAIによる差別にどのように向き合うべきでしょうか?量刑・人事・融資等、人生の重要な局面でAIを用いた判断がなされつつあるなか、学習したデータにバイアス(偏り)があればAIが差別的な判断をしてしまうおそれがあります。「AIによる差別をどう防ぐのか?」これは新しい問題に見えて実は古くから現在に至るまで続く問題でもあります。レイシャル・プロファイリングや統計的差別等、人が何かを判断する場合、必ずそこにはバイアスが存在します。また、ボット(Bot) によって拡散されたバイアスのある情報には、差別や不寛容を促すメッセージが含まれています。本シンポジウムでは、AIにかかわる法的問題に詳しい情報法がご専門の成原慧さんを迎え、AI時代に人間は差別にどう向き合うかを考えます。
◆基調講演
成原慧(九州大学准教授、情報法)
◆コメンテーター
堀田義太郎(東京理科大学講師、哲学・倫理学)
明戸隆浩(東京大学特任助教、社会学)
■コーディネーター
宮下萌(IMADR、弁護士)
■主催 反差別国際運動(IMADR)
参加方法
本シンポジウムはビデオコミュニケーションツール「zoom」を使ったオンラインイベントです(参加者側の映像が主催者側に映ることはありません)。下記リンク先からご登録いただいた方に、招待リンクをお送りします。https://zoom.us/webinar/register/WN_kMnGq8sbSq-2a4y-kRE7TA
チラシはこちらから→ https://imadr.net/wordpress/wp-content/uploads/2020/03/fryer-AIdiscrimination.pdf