1948年12月10日に採択された世界人権宣言の67周年を記念して、下記の集会が東京で開催されます。
世界人権宣言67周年記念東京集会
敗戦・被爆70年を迎えた私たちは、これからの私たちの生きる社会をどのように 創りあげていかなければならないのでしょうか。誰もが戦争や差別のない国際社会の実現にむけて協働して努力していくことを人類共通の課題として明確にした「世界人権宣言」の採択から67年。しかしながら、いまなお世界では、民族対立や宗教紛争をはじめ、女性や子どもたちを含めて多くの人たちが犠牲になり、難 民問題は深刻な国際問題にもなっています。
私たちが日々暮らすこの日本おいても、敗戦の戦禍から経済復興を成し遂げ、バ ブル経済を経験するなど、物質的には「豊か」になったのかもしれません。しかし、生活保護世帯の増大や子どもの貧困の問題、「無縁社会」ともいわれる人と人とのつながりが希薄になり、孤独死が社会問題ともなっています。
しかも、今日の反人権主義、国権主義の政治が推しすすめられているなかで、ヘイトスピーチのような差別排外主義が公然と登場する時代にもなっています。
こうした時代情況にあって、人権や平和の確立にむけて、わたしたちは、これからの世界やいまを生きるこの日本社会とどうつながっていくべきなのかを考えたいと思います。
◆日時◆2015年12月8日(火) 13時30分~15時45分
◆場所◆日本教育会館ホール 東京都千代田区一ツ橋2-6-2
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◆講演◆内山 節 さん(哲学者)
◆報告◆「人種差別撤廃施策推進法」をめぐる取り組み/有田芳生さん(参議院議員)
◆参加費◆3000円
◆主催◆世界人権宣言中央実行委員会
◆後援◆反差別国際運動(IMADR)
チラシはこちらからダウンロードできます。