2022.09.13

「民族的、宗教的、言語的マイノリティに影響を及ぼす現代的形態の奴隷制」報告書が国連に提出されました

現代的形態の奴隷制に関する小保方智也国連特別者が表題の報告書を人権理事会第51会期(2022年9月12日~10月7日)に提出しました。今日、現代奴隷は世界的にまん延する深刻な問題です。多くの場合、その被害はマイノリティコミュニティ、とりわけ女性そして子どもに及んでいます。本報告書はその原因や兆候だけではなく、撲滅のための取り組みの紹介、防止に向けたアドバイス、政府を含む関係者に向けた勧告を提示しています。

日本においても人身取引や技能実習制度など、主に外国人労働者を巻き込みながら現代的形態の奴隷の慣行は社会に広がっています。私たちの直面する重要な人権問題として少しでも多くの方に考えていただけるよう、IMADRは本報告書を日本語に訳しました (脚注は含んでいません)

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小保方特別報告者による本報告書の口頭による発表は9月15日の人権理事会で行われます。それに続いてフロアー全体で議論が行われます。これは、国連のウェブキャストで実況にてご覧いただけます。

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