2023.08.10

IMADR通信 No.215

IMADR通信 No.215を発行しました。

No.215の特集は「関東大震災と朝鮮人・中国人虐殺〜100年を経て」

大震災の混乱のなか、「朝鮮人が井戸に毒を入れた」などの流言が飛びかい、数千人に及ぶ朝鮮人、中国人、そう「見なされた」被差別部落民を含む日本人が関東一円で殺された。日本はこの歴史に向き会ってきたのか?世代を越えて伝えてきたのか?否である。今も地震の後に同類のフェイクニュースが流されている。ヘイトスピーチがヘイトクライムへと形を変えている。100年を機に今考える。
(特集イントロより)

*掲載記事は一部をのぞき、発行から1ヶ月後にHP上でも公開いたします

IMADR通信 No.215 の表紙
表紙の色は水色
黒い文字で特集タイトルと掲載記事のタイトルが記載されています

IMADR通信 No.215
特集「関東大震災と朝鮮人・中国人虐殺〜100年を経て」

Contents
特集
私たちは何をなすべきか
75年の記憶—ロマと非ロマの若者 忘却に抗う
歴史を引き受ける若者たち

良心の場所—記憶、真実そして正義
報告 第35回総会・記念講演
連載「抗するを考える」②
被爆二世運動の現状と課題
ジュネーブ便り〜人種差別撤廃委員会第109会期から〜
本の紹介『ロマ民族の口述伝承—童話・笑話・怪談・猥談・物語』
IMADRからのお知らせ

Contents

●特集:関東大震災と朝鮮人・中国人虐殺〜100年を経て

「私たちは何をなすべきか」丹羽雅雄(弁護士、外国人人権法連絡会共同代表)

「75年の記憶—ロマと非ロマの若者 忘却に抗う」

「歴史を引き受ける若者たち」ほうせんか100周年追悼式実行委員会「百年(ペンニョン)」メンバーへのインタビュー(「百年」HP

●「良心の場所—記憶、真実そして正義」

●報告 第35回総会・記念講演

●連載:「抗するを考える②」親川裕子(非常勤講師、IMADR特別研究員)

●「被爆二世運動の現状と課題」崎山昇(全国被爆二世団体連絡協議会会長、被爆二世集団訴訟原告団長)

●ジュネーブ便り:「人種差別撤廃委員会第109会期から」白根大輔(国際人権シニアアドバイザー)

●本の紹介:金子マーティン編訳『ロマ民族の口述伝承—童話・笑話・怪談・猥談・物語』大賀喜子(語り部集団・なにわ語り部の会会員)

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