2014.04.10

原田伴彦記念基金が国際人権人材養成派遣事業の募集開始!実践的な国際人権プログラムで活動をしながら学びたい人を募集します!

国連人種差別撤廃委員会(CERD)の日本審査を中心にした実践的な国際人権プログラムで活動をしながら学びたい人を募集します!

<原田伴彦記念基金 2014年度国際人権人材養成派遣事業・募集を開始しました 締切5月23日>

募集要項

原田伴彦記念基金は、事業の一環として、1987年度以降、若手の研究者や活動家に国連の人権活動から学んでもらうために、スイス・ジュネーブへ国際人権人材要請派遣事業を実施し、国連人権理事会や人種差別撤廃委員会に派遣してきました。
2014年8月に国連の人種差別撤廃委員会の日本審査が行われることから、今年度は、国際人権を学ぶだけでなく、それを日本の人権状況の改善のためにどう活用できるのかを焦点の一つにして、国連審査の実践的な活用に関わることができるような事業内容としています。事業の実施は反差別国際運動(IMADR)に委託します。
詳細は以下の通りです。国際人権に関心があり、国内の人権課題に関わっていく意欲のある方の応募をお待ちしています。

1,事業名・・・原田伴彦記念基金国際人権人材養成派遣事業

2,趣旨・・・日本に在住する活動家、研究者に国際人権の実践活用に関わってもらうことで、国際人権に関する人権活動家、研究者を育成するための   一助にする。 とりわけマイノリティの課題に取り組んでいく意欲がある人で、当基金での派遣により知識および実践の両面で向上を目指す人を育成する。

3, 実施団体・・・反差別国際運動(IMADR)
同団体が該当者をインターンとして受け入れる。

4,実施時期および活動内容
2014年6~7月 事前研修として、CERD日本審査に向けた国内での活動(集会、広報、文書作成など)に参加。
2014年8月   1~2週間程度 ジュネーブに滞在し、CERD日本審査に関して事前事後の委員会への働きかけや、諸準備に参加。

2014年9~11月 事後研修として、審査による勧告をもとにした政府との意見交換会や集会、報告書作成などに関する活動に参加。

5,経費・・・ジュネーブへの派遣や国内交通費等、上記活動等の経費は、原田伴彦記念基金からIMADRを介して費用負担がなされるため、本人の経 済的負担はありません。

6,募集期間・・・2014年4月10日(木)~5月23日(金)

7,募集人数・・・1名

8,申し込み・・・①略歴と②応募にあたっての動機を日本語および英語で簡潔にまとめて申し込むこと。なお、応募された書類については、派遣決定の有無に関わらず返送いたしません。同時に、それら書類を選考以外の目的で使用することはありません。

9,必要条件・・・以下の条件を満たしていること。
①国際人権についての基礎的な理解
②英語力(CERDでのやりとりが理解できる程度)
③人権活動への参加経験
④推薦者2名(簡単な推薦状が必要)

10,申込方法
・電子メールまたは郵送
① 電子メールのアドレス   imadrjc@imadr.org
件名に「2014年度原田基金国際人権人材養成事業」と明記
② 郵便の場合の送付先     〒104-0042 東京都中央区入船1-7-1
松本治一郎記念会館6F 反差別国際運動
2014年度原田基金国際人権人材養成事業 宛

11,選考方法
武者小路公秀(反差別国際運動日本委員会理事長)を中心に関係者で選考する。その後、本人に実施団体(IMADR)から活動内容等を本人に説明し、双方合意の上で決定。

12,通知
2013年6月6日(金)までに、選考結果を通知する。

13,派遣された後の条件
部落解放・人権研究所および反差別国際運動の機関紙あるいは雑誌等への報告文寄稿。(詳細は後日通知します。なお、原稿料はお支払いしません。)

14,問合せ先
反差別国際運動(IMADR) 事務局次長 小森恵
mkomori【at】imadr.org

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