E-CONNECT No.6

配信日:2011年4月25日
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特集: 震災下のブラジル人学校を訪ねて

師岡康子さんが地震直後に茨城県にあるブラジル人学校を訪問した報告。リーマンショックの影響による厳しい運営環境からようやく立ち直りつつあった全国 のブラジル人学校ですが、今回の震災による製造関係への大きな影響とそこで働く保護者の失職などにより、閉校あるいは一時休校を余儀なくされている学校もあり、公的補助のない外国人学校の厳しい状態があらためて浮き彫りにされました。

世界のIMADR:アジア農村女性連合 福島原発の廃炉要求

IMADRのパートナー団体であるタミールナドゥ・ダリット女性運動も参加しているアジア農村女性連合が、国際女性デーを記念して3月30日に国際会議を開催しました。席上、緊急要請として福島原発の廃炉および世界にある原子力発電所の廃止を求めるアピールを採択しました。

IMADRとその課題:ネパールのNGOが第46回人種差別撤廃デーに結集

IMADRのパートナー団体であるネパール、FEDO(フェミニスト・ダリット協会)からの報告。アパルトヘイト下の南アフリカで起きたシャープビル事件(1966年3月21日、69人犠牲)を記念して毎年開催される世界的な人種差別撤廃の日に、ダリット女性運動やダリット運動団体を含むネパールの運動体がカトマンドゥで反人種差別の集会とデモ行進を実施しました。

IMADRと国連:人種差別撤廃委員会(CERD)第78会期 12ヶ国の審査を終えて終了

2011年2月14日から3月11日まで開催されたCERDにおいて、キューバ、ボリビア、スペイン、ノルウェー、ルワンダを含む12ヶ国の報告書が審査されました。各国の審査の概要が報告されています。

関連出版物:「識字作品と日本の差別」(英語書籍)

部落差別により教育の機会を奪われてきた部落の人びとが識字学級で学んだ成果を綴った作文を、英語に編集した貴重な本です。識字運動の背景について関係する人びとがまとめた報告も含まれています。