反差別国際運動(IMADR)は1988 年1 月25 日に創設されました。差別と闘ってきたこれまでの30 年を振り返り、これからの30 年、50 年……という未来を見据えるために、30 周年記念冊子を作りました。創設以来、常にIMADR のことを考えてきてくださった世界の理事の皆様に特別の感謝を込めて。
目次
●あいさつ
これからも闘い続けていくことを誓う IMADR 共同代表理事 二マルカ・フェルナンド
新冷戦時代のIMADR の役割 IMADR 共同代表理事 武者小路公秀
「世界の水平運動」をめざして IMADR 副理事長、部落解放同盟中央執行委員長 組坂繁之
●理事メッセージ
人種主義・排除からマイノリティを守ろう:マリオ・ホルヘ・ユーツィス/ IMADR 副理事長、元国連人種差別撤廃委員会委員
グローバル化が奪うダリットの権利と機会:ブルナド・ファティマ・ナティサン/農村教育開発協会(SRED)顧問
マイノリティが団結し、新自由主義に対抗する:マイケル・シャープ/ニューヨーク市立大学准教授
マイノリティの声が届き、存在が認められるために:ヘレン・ザックスタイン/ジェンダーと子どもの保護専門家
あらゆる差別に終止符を!:ドゥルガ・ソブ/フェミニスト・ダリット協会(FEDO)設立理事長
正義と平和の道標――国際的・ヨーロッパ的視点:テオ・ファン・ボーベン/マーストリヒト大学教授
反差別国際運動(IMADR)役員一覧
●追悼
ロドルフォ・スターベンハーゲンさん ビシ・オラテル- オラグベギさん
ラテンアメリカの人種主義と先住民族 ロドルフォ・スターベンハーゲン
ナイジェリアにおける女性と子どもの人身売買 ビシ・オラテル- オラグベギ
写真でみるIMADR30 年 1998 ~ 2018
ヒューマンライツセミナーの軌跡
反差別国際運動設立趣旨書
IMADR あらたな30 年への課題
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