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「マイノリティ女性・協働のネットワーク―「マイノリティ女性フォーラムin沖縄」に参加して―」記事掲載

更新日:2013年01月23日

*昨年沖縄で開催した、第3回マイノリティ女性フォーラムとそこに至る女性たちの協働について、李月順さんが執筆されました。
在日本朝鮮人人権協会の会報「人権と生活」Vol.35(2012.11)に寄稿された原稿を、同協会とご本人の許可を得て、転載させて頂きます(IMADR-JC)。

マイノリティ女性・協働のネットワーク
―「マイノリティ女性フォーラムin沖縄」に参加して―

李月順(関西大学非常勤講師)

第3回マイノリティ女性フォーラムが6月16日から18日の三日間に渡って沖縄で開催された。2007年第一回の北海道での開催を始めとして、2009年大阪での開催を経て、3回目のフォーラムである。これまで、不可視化されてきたアイヌ女性、部落女性、在日朝鮮人女性が、共に出会い、語る機会として立ち上げたのが「マイノリティ女性フォーラム」である。今回、沖縄の女性たちと共同でフォーラムを開催することによって、「マイノリティ女性フォーラム」のネットワークがさらに拡がった。それは、沖縄の女性の置かれてきた/置かれている現状と活動や運動の一端を知り、考える機会でもあった。

実態調査の取り組みからフォーラムへ
「マイノリティ女性フォーラム」開催に至る契機となったのは、アイヌ女性、部落女性、在日朝鮮人女性それぞれが取り組んだ実態調査であった。これらのグループは、マイノリティ女性として、日本社会で差別され、周縁化され、不可視化されてきたマイノリティ女性である自らの問題を可視化し、日本社会に突きつけるための客観的データの必要性を感じ、2004年から05年にかけて実態調査に取り組んだグループである。その基になったのは、反差別国際運動日本委員会(IMADR-JC)の呼びかけによって、1999年立ち上げた複合差別研究会である。マイノリティ女性が直面してきた/している差別の問題は、単に民族差別や出自による差別だけでなく、女性差別という複合差別の問題の視点から捉える必要がある。例えば、在日朝鮮人女性が直面してきた/している差別は、日本社会での民族差別だけでなく、在日朝鮮人社会に内在する女性差別の問題が存在する。そうした問題意識から発足した研究会である。

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