2月4、5日、大阪市内で開かれたワン・ワールド・フェスティバルの会場で、IMADRはヨーロッパで行なわれているインターネットを使ったNo Hate Speech Movementキャンペーンに初参加しました。NO HATE SPEECH MOVEMENTは欧州評議会を中心に、2013年に若者を対象としてヨーロッパで始まったキャンペーンで、人権と民主主義について学び、ヘイトスピーチに「ノー」と言えるようになることを目指すためのものです。このキャンペーンを日本でも広め、多くの人にヘイトスピーチはいけないと声をあげてもらうために、今年で23回目になる国際協力の祭り、ワン・ワールド・フェスティバルに出店したヒューライツ大阪の協力を得て、キャンペーンを実施しました。
キャンペーンの内容は、私たちのブースに来た人に「No Hate」 のハートマーク付き写真メッセージを撮らせていただき、ヨーロッパのキャンペーン本部のウェブサイトに送るという極めて簡単なものです。このキャンペーンはもともと若者向けにヨーロッパを中心に広がっていますが、ワン・ワールド・フェスティバルでは若者に限定せず、このキャンペーンに興味を持ったすべての人に参加してもらいました。そのため、年齢や国籍に関係なく小・中学生、高校生、大学生、成人、家族連れ、さらにはアジア、アフリカ、アメリカ地域からの来場者など、合計100人の方が「ヘイトスピーチはだめ!人種差別はだめ!人権を守ろう!」などのメッセージを写真つきで送り、世界の人びとと一緒にヘイトスピーチに「ノー」と言うことができました。
キャンペーンに参加していない人びとにもNo Hateのメッセージを届けるため、参加者にヨーロッパのキャンペーン本部が提供するキャンペーンのロゴマークを使用した缶バッチとステッカーを配り、身に着けてもらいました。
IMADRではこれからもNo Hate Speech Movementキャンペーンをさまざまなイベント会場で続けていきます。
NO HATE SPEECH MOVEMENT について詳しく知りたい方は:http://www.nohatespeechmovement.org/