2015.04.3

シンポジウム「今こそ人種差別撤廃基本法の実現を」のご案内

明日4月4日(土)は、反差別国際運動(IMADR)も参加している外国人人権法連絡会が以下のシンポジウムを開催します。


◆イベント名:シンポジウム 今こそ人種差別撤廃基本法の実現を

◆主催:外国人人権法連絡会

◆日時:2015年4月4日 (土) 14:00~16:45(開場 13:30)

◆場所:文京シビックホール 会議室1・2
地図はこちらから
(東京都文京区春日1-16-21 文京シビックセンター3階)
*東京メトロ丸ノ内線・南北線「後楽園」駅と直結
*都営三田線・大江戸線「春日」駅と直結
*JR総武線「水道橋」駅より徒歩約10分

◆参加費:1000円 (学生 500円)

◆開催趣旨:
2000年代に入って日本で顕在化したヘイト・スピーチをはじめとする排外主義の高まりは、今日ではテレビ等のマスメディアを通した人種憎悪の喧伝、「嫌韓」「反中」という文言が躍る書籍や週刊誌の氾濫、一部政治家とネット右翼幹部との親密な交際など、その深刻さは増していく一方です。

昨年、日本政府は、国連の自由権規約委員会と人種差別撤廃委員会から、「人種主義の表明、人種主義的暴力と憎悪に、断固として取り組むこと」を求められました。それにもかかわらず、政府はその立法化に着手していません。

私たちは国会に対して、「人種差別撤廃基本法」の早期制定を求めます。

なぜなら、ヘイト・スピーチをはじめ人種主義に対して、日本の市民社会、そして立法府、行政府ははっきりと立ち向かっていかなければならないからです。また、人種差別撤廃条約に加入してから20年、人種差別に関する国内法の不在という状況が続くことは、世界が是認するところではないからです。

◆プログラム:
司会 丹羽雅雄 さん〈弁護士〉
1 『人種差別撤廃基本法がめざすもの』 師岡康子 さん〈弁護士〉
2  パネルディスカッション『規制法制定をどう考えるか?』

【パネリスト】
田中 宏 さん〈一橋大学名誉教授〉
藤本美枝 さん〈弁護士〉
金 哲 敏 さん〈弁護士〉


◆お問い合わせ先
在日韓国人問題研究所(RAIK)
FAX:03-3202-4977  raik@kccj.jp

移住労働者と連帯する全国ネットワーク(移住連)
TEL:03-3837-2316  smj@migrants.jp


◆新刊発刊のお知らせ

『日本における外国人・民族的マイノリティ人権白書 2015年』
(外国人人権法連絡会 編)   4月4日に完成!

頒価:1000円
*本シンポジウムの会場でお求めできます。
*ご購入の方法は、ホームページに掲載する予定です。

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