2015.08.24

院内集会 「国家戦略特別区域」における「家事支援外国人受入事業」の課題 ――新たな人権侵害を起こさないために――(9/3、東京)

9月3日(木)、IMADR-JCも賛同団体である院内集会が開かれます。
詳細は以下の通りです。ぜひご参加ください。

 

2015年7月15日に交付された「国家戦略特別区域法及び構造改革特別区域法の一部を改正する法律案」の「家事支援外国人受入事業」について、8月5日から内閣府はパブリックコメント募集しました(※募集〆切は同月17日)。募集期間が2週間にも満たない短期間、しかもお盆休みの最中という異様ともみえるスピード募集ですが、この制度は私たちの生活に密接にかかわってくるものです。

特区における「家事支援外国人」受け入れに関する問題点と、受け入れ開始後に懸念される人権侵害を引き起こさないための必要な対策について考える院内集会を開催します。家事労働者導入については、女性活躍に役立つと歓迎の声も一部にあります。それは本当でしょうか。その実像をつかむため、今回は、1973年以降、正式に外国人家事労働者の受け入れを開始した香港で、国際家事労働者同盟(IDWF)アジアコーディネーターを務めるイプ・ピュイ・ユ(Ip Pui Yu、通称Fish:フィッシュ)さんをお招きし、香港の先進事例から外国人家事労働者受け入れに関する今後の課題についてお話いただく予定です。

日時:2015年9月3日(木)14:00~15:30(集会終了後、記者会見)

場所:参議院議員会館1階101会議室

スピーカー:イプ・ピュイ・ユ(フィッシュ)さん(国際家事労働者連盟(IDWF)アジア地域コーディネーター)

日本からの問題提起:竹信三恵子さん(ジャーナリスト、和光大学教員、アジア女性資料センター副代表理事)

主催:特定非営利活動法人 アジア女性資料センター

共催:移住者と連帯する全国ネットワーク(移住連)

<フィッシュさんのプロフィール>
47か国に57支部を持ち、32万人以上の家事労働者で構成される「国際家事労働者連盟(IDWF)」のアジア地域のコーディネーターを2009年より務める。「香港労働組合連盟(HKCTU)」に1999年より参加し、その後はオーガナイザーとして国内の労働者の組合組織化を行ってきた。2001年「香港家事労働者総連盟(HKDWGU)」と2010年「アジア家事労働者組合(FADWU)香港連盟」の創立者でもある。

<お申込み>
15分前にロビーにて通行証をお渡しします。直接会場へお越しください。

<お問い合わせ>
特定非営利活動法人 アジア女性資料センター
〒150-0031 東京都渋谷区桜丘町14-10-211
Tel: 03-3780-5245/ Fax: 03-3463-9752
E-mail:ajwrc@ajwrc.org
https://www.ajwrc.org/

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