IMADRブックレット16「日本と沖縄 常識をこえて公正な社会を創るために」

日本と沖縄、本土と琉球。なんでこんなに遠いのか。 それぞれに知っていることが違う。 基本的な「当たり前」が違う。 そこで本書では、本土に住む人びとにとって 「今」の「常識」の枠をこえるのに、 「今につながる歴史をひもとくこと」、 「世界の潮流に触れること」を 試みている。そして、今、沖縄の人びとによって 紡ぎ出されている歴史的な「オール沖縄」の声を聴き、 それを世界に日本に一人ひとりに届けようと格闘する 沖縄の若者の声を聴く。その上で最後に、 日本と沖縄が本当に公正な社会を創っていくための、 一つの具体的な本土からの応答が試みられている。

目次
はじめに
琉球・沖縄の人民の自己決定権―脱植民地化の闘い           上村 英明
ウチナーンチュの言葉・文化・歴史、世界の先住民族と共に   当真 嗣清
島ぐるみ会議の挑戦―自治権拡大の国際的潮流の中で         島袋 純
沖縄の声を届ける―世界に、日本に、一人ひとりに           徳森 りま
なぜ「県外移設」=基地引き取りを主張するのか            高橋 哲哉

資料編
先住民族の権利に関する国連宣言人種差別撤廃委員会からの総括所見
人種主義に関するディエン公式訪問報告書
国連人権理事会 サイドイベント報告
琉球・沖縄に関するIMADR通信記事

 

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